暮らしのノヲト 

45歳になった日からブログをはじめました

生きること 死ぬこと

三浦春馬さんから、立て続けに芸能人の自殺が相次いでいる。
ネットの記事で「また芸能人の女性が…」という記事の冒頭を見かける。


あぁ…そういえば芦名星(女優)さんが自殺されたんだっけなと
思っていたら竹内結子さんの名前が挙がっている。


ええ?なにか誤報が流れてるのかしら?と一瞬頭の回線が繋がらない。


竹内結子さんといえば、とても綺麗な女優さんのお一人だ。
40歳で今年1月、お子さんを出産されたとのことだった。
まずはご冥福をお祈り申し上げます。


今回の有名人が立て続けというのは…もしかしたらこれをきっかけに
また悲劇が生まれないかと気がかりではある。



自殺に関しては遺書があるのかどうか、なにが原因だったのか
色々な憶測が飛び交う、取材を通して今度はニュースや記事になる。
それが当たっているのか?
不謹慎だと思うのだが占い師が死の原因・真相をカードで占うという
動画がアップされていたりして…これも時代なのでしょう。
結局のところ本当の原因は「本人にしか分からない」と思います。


竹内さんに関してはもしかしたら産後うつの可能性はあるかもしれない。



人生において死ぬことを考えたことの無い人はいないだろう。
私も10代、20代、30代・・・すべて違う理由だが
死ぬことばかり考えていた時期があった。


10代は学校の成績や友人関係の悩み、
運動部に入っていたので先輩によるいじめと部活動の厳しさ。


20代はブラックな会社に勤めており疲労困憊からくる辛さ。


30代はワンオペ育児からくるストレス。


しかし、”思いとどまる人”と”実際に行動へ出てしまう人”の
決定的な違いは生に対する執着があるかどうか
自分の命を惜しむかどうか
…なのではないかと思っている。


恐らく死を選ぶ人は残される家族をはじめ人間関係を考えていないのか
もう考えられないほどに行き詰ってしまっているのか
私が自分を追い詰めたときは家族も友人も誰も思い浮かばなかった。
しかし思いとどまれたのは『自分の命を惜しんだ』からである。
生に対する執着というエネルギーが残っていたのが幸いした。


竹内さんの場合はこの一連に”便乗”することで紛れ込み
「忘れ去られたい」という気持ちがあったのかな…


私自身の経験から回避出来る自殺と回避出来ない自殺は
あるのではないかと思いました。


そこでアドバイスになるかどうか分からないのですが


死ぬしかないと思うときは
その現状から逃げてください
逃げることは敗北ではありません
逃げて体勢を整えてまた再起すれば良いのです。


人の悩みは個々それぞれで大きさも違いますし
すぐに解決できるものでは無いかもしれませんが命あっての物種です。
逃げることも手段のひとつです。


最近「一人の生命は地球より重い」という言葉の語源を知りました。


どうか安易に死を選ばないようにと願います。