暮らしのノヲト 

45歳になった日からブログをはじめました

中3息子(受験生)の進路 ①

”中学3年生の長男の進路が決まりました。”


・・・こう書いてしまえばこれまでの苦労や心痛が
あまりなく簡単に済んだような気がするのですが。


本当に本当に心苦しい毎日でした。


今年はコロナ渦もあり、先の見通しが何も立たない中での
息子の進路をどうするかという問題。
大人の世界ですらも不透明なのに・・・
待ったなしで現実として刻一刻と迫ってくるのでした。


まず一番困ったのが本人にその気がないこと。
肝心の本人が一番現実として受け入れていないこと・・・
進路というのは知らない外国のニュースくらいの感覚なんですね。
今すぐ将来の事とかは言わないけれど、ほわんと進学なのか就職なのか
それだけでもまず白黒ハッキリさせないといけないのに、
まったく向き合おうとしないまま夏休みに入り・・・
夏休み明け前くらいにようやく
「俺、塾行かないとやばいかもしれない」って言ってくれました。


ある夏の夜に母と子はお互いでよくよく話し合いました。


まず、塾へ通って公立高校への受験へ備えるというところで
いったん問題は解決しました。
ところが元々から成績が良くなかったのもあり
塾や担任からも受験は厳しい状況だと告げられました。
公立はどこにも受からないのに勉強させ続けるのは
非常に酷なものでは無いかと思うようになりました。
息子は週3回頑張って塾へ通っていますが、これを続けさせるのに
何の意味があるのだろうかと。
塾代云々ではなく、やりたくないことを子供に対して
無理強いしてることに心が痛むのです。


つづく